令和2年度世界農業遺産認定申請 一次審査を通過しました
最終更新日:2020年10月7日
奥出雲町農業遺産推進協議会(会長 勝田康則奥出雲町長)では、「世界農業遺産への認定申請に係る承認申請書」を去る7月22日に農林水産省へ提出し、世界農業遺産の認定を目指し再申請を行っています。
奥出雲町には、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた、資源を循環的に利用する伝統的な農林畜産業と、それと密接に関わって育まれた文化、景観、生物多様性があり、将来に受け継がれるべき重要な農業システムが営まれている地域として評価され、すでに「日本農業遺産」に認定されています。今回は、世界農業遺産(GIAHS)認定に向けて再挑戦をしているところです。
9月18日、当協議会が申請しました「たたら製鉄が生んだ奥出雲の資源循環型農業」は、国内の一次審査(書類審査)に通過しました。今後、10月~12月にかけて、世界農業遺産等専門家会議の委員による現地調査が実施され、現地の状況を確認、農業者の聞き取り調査等が行われます。そして、来年1月には二次審査として、申請地域のプレゼンテーションが実施される予定です。その後、令和3年2月頃に二次審査の結果が公表される予定となっています。世界農業遺産は、国の承認を受けた後、国連食糧農業機関(FAO)へ認定申請を行うこととなります。
【これまでの経緯と今後のスケジュール】
年月日 |
経過・予定 |
平成31年2月15日 |
日本農業遺産に認定 「たたら製鉄に由来する奥出雲の資源循環型農業」 |
令和2年7月22日 |
国(農林水産省)へ承認申請書を提出(世界農業遺産への認定申請に係る承認申請書) 「たたら製鉄が生んだ奥出雲の資源循環型農業」 |
令和2年9月18日 |
書類審査(一次審査)の結果通知 一次審査を通過 |
令和2年10~12月 |
世界農業遺産等専門家会議による現地調査 |
令和3年1月頃 |
国でのプレゼンテーション発表(二次審査) |
令和3年2月頃 |
世界農業遺産認定申請の承認地域、日本農業遺産の認定地域の結果発表 |
国の承認を受けた後 |
国連食糧農業機関(FAO)へ世界農業遺産認定申請(認定申請書を英訳して申請する) |
また、日本農業遺産の認定を受けてロゴマークが決定し、奥出雲のたたら製鉄の歴史・文化と農業のつながりを伝えてまいります。
「日本農業遺産」の認定を契機に、たたら製鉄が生み出した奥出雲の循環型農業にあわせ、農と食、観光情報も関連して情報発信してまいります。
【日本農業遺産のまち 奥出雲町 紹介チラシ】
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★奥出雲の資源循環型の農業システムを紹介しています
【関連サイト リンク集】
https://knowriceknowlife.stores.jp/
https://tatara-iron-making-okuizumo.jp/ ★「TATARA THEATRE」15秒 CM 配信中 ~仁多米・出雲そば~
https://www.town.okuizumo.shimane.jp/www/contents/1001000000625/index.html
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