(趣旨)

第1条　この告示は、人工透析医療を受ける者(以下「人工透析患者」という。)が在宅生活を継続できるよう、人工透析患者の通院ための送迎を実施する雲南圏域の医療機関に対し、予算の範囲内において補助金を交付するものとし、奥出雲町補助金交付規則(平成17年奥出雲町規則第42号)に規定するもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この告示において、次に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(補助対象事業)

第3条　補助金の対象となる事業は、町内に住所を有する人工透析患者の送迎支援とする。

(補助対象者)

第4条　補助金の対象となる者(以下「補助対象者」という。)は、町内に住所を有する人工透析患者の送迎支援を実施する医療機関とする。

(補助金の額)

第5条　補助金の額は、補助対象走行距離に車賃を乗じて得た額とし、1,000円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとする。

(交付申請)

第6条　補助対象者は、人工透析患者通院送迎支援事業補助金交付申請書(様式第1号)に次の各号に掲げる書類を添えて町長に提出するものとする。

(交付決定)

第7条　町長は、前条の規定による申請書を受理したときは、これを審査し、適当であると認めた場合は、人工透析患者通院送迎支援事業補助金交付決定通知書(様式第2号)により通知するものとする。

(変更申請)

第8条　補助対象者は、交付決定を受けた後に事業の内容を変更するときは、人工透析患者通院送迎支援事業補助金変更交付申請書(様式第3号)に次の各号に掲げる書類を添えて町長に提出するものとする。

(変更交付決定)

第9条　町長は、前条の規定による申請書を受理したときは、これを審査し、適当であると認めた場合は、人工透析患者通院送迎支援事業補助金変更交付決定通知書(様式第4号)により通知するものとする。

(実績報告)

第10条　補助対象者は、事業が完了したときは、補助金の交付決定を受けた年度の翌年度4月5日までに人工透析患者通院送迎支援事業補助金実績報告書(様式第5号)に次の各号に掲げる書類を添えて町長に提出しなければならない。

(補助金額の確定)

第11条　町長は、前条の規定により提出された実績報告書を審査し、適当であると認めたときは、補助金の額を確定し、人工透析患者通院送迎支援事業補助金額確定通知書(様式第6号)により通知するものとする。

(補助金の請求)

第12条　町長は、前条の規定による補助金の額の確定後、人工透析患者通院送迎支援事業補助金請求書(様式第7号)による補助対象者の請求に基づき補助金を交付するものとする。

(返還命令)

第13条　町長は、補助金の交付を受けた医療機関が次の各号に掲げるいずれかに該当するときは、補助金の全部又は一部を取り消し、返還を命ずるものとする。

(関係書類の保存)

第14条　補助対象者は、補助事業に係る関係書類を事業終了の翌年度から起算して5年間保管しなければならない。

(委任)

第15条　この告示に定めるもののほか、補助金の交付について必要な事項は、町長が別に定める。