世界農業遺産 GIAHS認定証授与式の参加について

最終更新日:2025年11月7日

                                                奥出雲町農業遺産推進協議会

 

 2025年10月31日、イタリア・ローマのFAO(国連食糧農業機関)本部において、世界農業遺産認定証授与式が開催され、2023年7月から2025年7月までに認定された14カ国28地域が集まり、FAO創設80周年にあわせ、世界農業遺産認定が102地域となる特別な式典となりました。

 世界的に重要な農業遺産システムとして認定された地域の代表者にFAO副事務局長から祝福の挨拶があり、認定証が手渡されました。また、参加した国の政府高官が集まり世界農業遺産認定地域の開発に向けた政策対話も行われました。

 島根県奥出雲地域から、奥出雲町議会 石原武志議長、奥出雲町自治会長会連合会 石原一志会長、島根県農林水産部 山本拓樹部長らが参加し、「たたら製鉄を再適用した奥出雲地域の持続可能な水管理及び農林畜産システム」として、栄えある世界農業遺産の認定を受けました。

 展示会場では、各認定地域の農業システムについて紹介し、奥出雲地域のブースでは、たたら製鉄と農業のつながり、仁多米をはじめ、そば、清酒、もちなどの特産品を紹介しながら、奥出雲の農業システムについて説明しました。

 奥出雲地域の農業システムの特徴である、(1)たたら製鉄を起源として、水路網、水の利用管理により棚田で良質米を生産していること、(2)稲作と和牛による資源循環型農業が受け継がれていることを説明し、参加された地域の方やFAO関係者に興味・関心をもっていただきました。

 今後は、世界農業遺産に認定された、奥出雲の農業システムについて町民、農業者が理解を深め、自信や誇りにして、認定を活かした取組につなげていくよう進めてまいります。

 

 

このページを見た方はこんなページも見ています

    お問い合わせ

    役場 農業振興課
    電話番号:0854-52-2679
    FAX番号:0854-52-2677

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページの内容は参考になりましたか?