島根県防災メール

●発表日時：2023年07月09日 20:31
●府県気象情報：
気象庁から発表されました。

（見出し）
島根県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。引き続き9日夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒してください。

（本文）
　山陰沖に停滞している梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、中国地方では大気の非常に不安定な状態が続いています。前線は11日にかけて山陰沖に停滞する見込みです。
　島根県では、降り始めからの総降水量が平年の7月1か月分を上回っている所があります。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所がありますので、9日夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒してください。前線の活動が活発化し10日明け方にかけて激しい雨の降る所があるでしょう。
　また、10日明け方まで河川の増水に注意してください。
　大雨は10日にかけて続く見込みです。

　竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

＜雨の実況＞
1時間降水量の日最大値（アメダスによる速報値）
　隠岐空港　　46.5ミリ（8日16時24分）
　7月の1位の値を更新しました。
　大田市福光　62.5ミリ（9日10時00分）
　7月の1位の値を更新しました。

24時間降水量の最大値（アメダスによる速報値）
　松江市鹿島　224.5ミリ（8日22時30分）
　1976年の統計開始以来、観測史上1位の値を更新しました。

　降り始め（7日12時）から9日20時までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　松江市鹿島　255.0ミリ
　　出雲市芦渡町　238.0ミリ
　　　　出雲空港　237.0ミリ
　　松江市西津田　209.5ミリ
　　　大田市福光　190.5ミリ

＜雨の予想＞
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
　東部　20ミリ
　西部　20ミリ
10日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
　東部　20ミリ
　西部　30ミリ
9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
　東部　60ミリ
　西部　80ミリ
その後、10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
　東部　およそ50ミリ
　西部　およそ50ミリ

＜防災事項＞
　土砂災害、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷

　今後発表する防災気象情報に留意してください。

　次の「大雨と突風及び落雷に関する島根県気象情報」は、10日0時頃に発表する予定です。

気象庁：
https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=rain_snow&area_type=offices&area_code=320000

防災ポータル：
https://www.bousai-shimane.jp/
注： スマートフォン・タブレット・PCの方はこちら
http://www.bousai-shimane.jp/FP
注： ガラケーの方はこちら