近年、地球温暖化を起因とする気温の上昇による真夏日・猛暑日の増加、短時間の大雨の増加など、人類に影響を与える深刻な気候変動が問題となっています。本町においても、たたら製鉄とともに生きた先人たちから受け継がれてきた持続可能な農林業や生活、景観に地球温暖化が深刻な影響を与えることが懸念されます。

　こうしたことから、本町においては水力・太陽光など再生可能エネルギーの普及、また、ごみの減量化等の取組を進めてまいりました。

　しかし、地球温暖化はこれからも一層進行するため、私たちの生活は今まで以上に気候変動に脅かされることを一人一人が認識するとともに、先人たちから受け継いだこの奥出雲の豊かな自然環境や地域社会を後世に引き継ぐために、さらに取組を強化していく必要があります。

　これらを踏まえ、再生可能エネルギーの一層の普及や地域資源の一層の活用と地域内経済の循環を強化し、奥出雲町に関わる全ての皆様とともに、2050年までに脱炭素社会の実現を目指すことを決意し、目標に向かって取り組んでいくことを宣言いたしました。

宣言日

令和5年6月9日

宣言内容

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