【奥出雲の農業遺産】「鉄穴流し関連の耕地分布図」の作成について
最終更新日:2020年12月28日
奥出雲町農業遺産推進協議会
この度、世界農業遺産への認定申請に向けて、砂鉄採取跡地を耕地にした箇所を示すため、奥出雲町の現在の農地をもとに、
(1)砂鉄鉱山跡地の耕地
(2)砂鉄採取後の土砂流し込みと推定される耕地
(3)その他の耕地
に区分した耕地分布図を作成しました。
圃場整備前の空中写真や地名、史料、現地踏査による確認などをもとに図示しました。「鉱山跡地の耕地」及び「土砂流し込みによる耕地」の合計面積は1,288ha、町全体の耕地面積の約55%を占めています。
奥出雲の棚田風景とかつての鉄穴流しの歴史を重ね合わせると、普段見ている景色が違ったものに見えるかもしれません。私たちが暮らす奥出雲の棚田、たたら製鉄の歴史や農地の成り立ちを知る機会として、参考にしてみてください。
■参考資料 鉄穴流し跡地の農地と地質の関係(PDF/1402KB)
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