昨年12月、松江市内に居住する女性の自宅に、男から電話があり、「あなたの個人情報が漏れている」と言われ、指示された電話番号に電話すると、別の男に「個人情報を消去したので、お客様番号を伝える」と言われ、女性はその番号を最初の男に伝えました。
　数日後、金融庁監視委員会を名乗る者から電話があり、「あなたのお客様番号を使って、男が違法入金をした。あなたは同罪なので、裁判を受けなければならない。あなたと2人分の保釈保証金4千万円を支払う必要がある。裁判が終われば全て返金される」と言われ、自宅で現金4千万円をだまし取られたものです。

◆　「個人情報が漏れています」といった電話は、詐欺の手口ですので、すぐに電話を切ってください。
◆　電話だけでなく、メール、ハガキや封書で身に覚えのない請求をされた場合は、まずは詐欺を疑い、家族や友人、最寄りの警察署又は警察相談電話「＃9110」に相談してください。