ツキノワグマの被害に遭わないために

最終更新日:2019年4月1日

町内ではツキノワグマの出没が多発しています。紅葉シーズンに入り、登山やキノコ取りで入山されることも多くなると思われます。クマの被害に遭わないため、次のことに注意しましょう。

クマに出会わないために

  1. クマは音やにおいに敏感なため、ほとんどの場合人よりも先に人間の接近を知って逃げていきます。鈴や笛、ラジオなど音が出るものを携帯し、人間の存在をクマに知らせましょう。
  2. 天気の悪い日や川の周りでは、音や風向きで、クマも人も存在に気づきにくくなります。見通しの悪い場所には行かないようにしましょう。
  3. クマは早朝や夕暮れ時に行動します。その時間帯、山に入るのは控えましょう。
  4. 人間の好きな山菜は、クマにとっても大好物です。山菜の採れる季節は、クマもエサを求めて活発に動き回っていますので、一層の注意が必要です。フンや足跡を見つけたらすぐに引き返しましょう。
  5. 山では、出来るだけ二人以上で活動しましょう。

クマに出会ってしまったら

  1. 遠くにクマを見つけたら、あわてず、静かに、急いで立ち去りましょう。
  2. 近くで出会ってしまっても、大声で騒がないようにしましょう。悲鳴がクマを驚かせ、興奮させる可能性があります。
  3. クマは逃げるものを追う習性がありますので、背中を見せて走って逃げることは大変に危険です。あわてず、クマから目を離さないようにし、ゆっくりと後退してください。
  4. 至近距離で出会ってしまった場合、リュックなど持っている荷物を一つずつ置いていき、クマの注意を別のものに向け、興味をそらしながら後退することも有効です。
  5. それでも襲ってきた場合は、首の後ろで手を組み、うつ伏せで丸くなり、去るのを待ちます。
  6. 子グマの近くには母グマがいる可能性が非常に高いので、かわいいからといって近づくのはやめましょう。母グマは子グマの危険を感じ、近寄ってきた人間を攻撃してきます。 

クマに出会って、冷静に行動できる人は多くいません。出会わないことが最も重要です。クマのいる山では慎重に行動しましょう。

-クマの目撃や足跡を見つけたらご連絡ください-
  奥出雲町役場 農業振興課
  電話0854-54-2513 / 有線31-5288

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