唐墨城跡を楽しむ会の会員が中心になって、中世山城「唐墨城」一帯を学習の場とするための環境整備事業が進められています。唐墨城跡が麓からよく見えるようになるとともに、頂上からの眺めもよくなりました。（PDF）

さて、この地は、尼子と毛利の合戦の主要舞台となった歴史があります。昭和３０年代までは、麓から主郭部を見ることができましたが、植林された松の成長とともに、平坦部も見えなくなり、いつしか、その存在も忘れられてしまいました。

2017年春、唐墨城に思いを寄せる有志が、久しぶりに城跡の様子を見に登りました。そこから、唐墨城の整備構想を協議し始め、麓から見え地域の人から親しまれる『ふるさと学習の場』にしたいと考え、「唐墨城跡を楽しむ会」を結成しました。

次回、唐墨城跡を楽しむ２で、これまで、そして、その後の整備の様子等についてお伝えしていきます。