■たたら製鉄と菊一印  ■集成館展示物  ■可部屋の歴史  ■櫻井家住宅・日本庭園ホームページ

可部屋集成館は、奥出雲櫻井家に長年累代にわたり、伝えられてきたものを集成した歴史資料館です。
櫻井家は、戦国の武将塙団右衛門の末裔家です。
大阪夏の陣に始祖討死の後、嫡男直胤は母方の姓 「櫻井」を名乗り広島の福島正則に仕えましたが、
同家改易のときから広島の郊外可部郷に住み、製鉄業を営みました。
正保の頃(約340年前)、第3世直重は出雲領上阿井の地に移り、屋号を「可部屋」と呼び、"菊一印"の
銘鉄を創り出しました。
その業績は松江藩に認められ、やがて第5世利吉は「鉄師頭取」の要職を拝命し、広く地域内の製鉄業
を総取りしきりました。
可部屋の歴史は玉鋼の生産(たたら)にまつわる数々のドラマを現代に伝えています。
奥出雲の近代文化は、それら”たたら製鉄”の歴史を中軸として独自の発達を見せ、集成館資料にその
往時の姿を見ることができます。