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奥出雲ガイド

伝統・歴史

羽内谷鉱山 鉄穴流し(かんなながし)

鉄穴流しとは砂鉄を含む山砂を渓流に流し、軽い砂は早く下流に流し、砂鉄は底に沈んで溜まる。
これを繰り返すと次第に砂鉄の含有率が高くなる。いわゆる比重選鉱法です。
ここ奥出雲町でも昭和47年まで鉄穴流しがやられていました。 

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山砂鉄は川に流れ、それが海にまで流れていきます。砂鉄は重いので、川の曲がりくねった内側に貯まったり、浜辺に貯まったりします。
特に、冬に寒い地方の花崗岩は雨風による風化が進みやすく、たたら製鉄に適した砂鉄を採取するには好都合です。

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江戸時代に大規模に大だたらの操業をするようになると、風化した花崗岩の山を人間がくずし、その土を川に流して砂鉄を採取する「鉄穴流し」が行われるようになります。
砂鉄(磁鉄鉱)は花崗岩に含まれるほかの鉱物より重い(比重が大きい)ので、流れる水の中では砂鉄は流れにくく底に貯まりやすくなります。
花崗岩の中には1~5%の砂鉄がありますが、この砂鉄を採るために人工的に何段ものトイを作り、川から水を引き、そこに砂鉄を含む土を流すという、大規模な鉄穴流しが行われたのです。
このように、重さの違うことを利用して鉱物を選り分けることを、比重選鉱といいます。
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羽内谷は鉄穴流しの遺跡として知られています。(住所:奥出雲町竹崎)