■櫻井家住宅・日本庭園トップページ
◇ 櫻井家住宅概要
 
この住宅は、江戸時代にこの地で製鉄業を営んだ鉄山師頭取の屋敷としての風格を今に伝える国の重要文化財です。
松江藩主をお迎えした当時の屋敷構え(広さ5600u)や、明治から昭和前期の各時代の優れた建築群がよく保存されています。
これら櫻井家の歴史を物語るとともに周囲の環境と一体となって、文化的景観を形成していったところに大きな特色があります。
住宅は内谷川北側の山林を背に屋敷地を構えています。
屋敷地は山側の高い部分と、川沿いの低い部分の2段で構成されています。
高い屋敷地には御成座敷をもつ母屋を中心に、後屋敷や土蔵7棟、物置3棟などが建ち並んでいます。
御成屋敷の東側には藩主松平不昧によって命名された庭園「岩浪」が広がり、その一郭には明治時代の絵師田能村直入がつくった茶亭「掬掃亭」があります。
低い屋敷地には前屋敷・一丈庵のほかに土蔵2棟などが並び、その北に屋敷内の道路が東西に設けられています。
高い敷地と低い敷地は石垣で区画され、石垣下の道路きわには水路があり、豊かな水がほとばしっています。
庭園南の石垣上には御成門を設けた板塀が巡らされ、母屋前には幅の広い石段が設けられていて、格式の高い構えとなっています。
 
櫻井家住宅・日本庭園とその周辺の建築群の図