■櫻井家住宅・日本庭園トップページ
◇ 櫻井家住宅概要
 
ツツジに彩られた可部屋集成館入り口。 国の重要文化財、土蔵。
背景の山は新緑に染まる寿宝山。
 
高い屋敷地と低い屋敷地の間を走る屋敷内道路。
 
重要文化財 櫻井家住宅正面玄関。
「山深み 流れての世の にごりをば
 しるとも見えぬ 滝のいわなみ」

不昧公は、岩肌にせかれ流れ散る滝の「きれいさび」をいたく気に入り、このような歌に詠まれました。
 
櫻井家日本庭園、画像右に見える草庵は、江戸時代末期にこの地に逗留した南画家田能村直入が意匠して作った茶室、「掬掃亭(きくそうてい)」です。
掬掃亭の周りに植えられている紅葉は、何代も前の当主の奥様が輿入れの際、京都から苗木を持参し植樹したものです
 
櫻井家土蔵。櫻井家主屋やこの蔵を含め計9棟が、平成15年4月に国の重要文化財に指定されました。
歴代の藩主の通った御成門。
藩主はこの門を通り、櫻井家に入りました。
 
屋敷内道路から北方。遠くに見えるのは奥出雲の秀峰鯛の巣山(裏側)。
後世まで続いた賓客の来駕のため、新座敷が新たに作られました。 新座敷前の庭。右側奥から伝説の観音渕(内谷川)を見ることができます。
可部屋集成館・櫻井家住宅横の鎮守橋。 紅葉や緑に咲く桜”御衣黄”に囲まれ、一年を通して美しい橋です。
 
鎮守橋の奥にひっそりと佇む鎮守神社。
かつて櫻井家に逗留した南画家田能村直入ゆかりの碑「筆塚」 と同じ由緒の茶室一丈庵
 
観音橋(画像右上は一丈庵)

  松平不昧公をお迎えする櫻井家では、藩のお抱え棟梁を招き、公の休息の部屋に当てて、
  「上の間」をしつらえた。
  藩主の来駕はその後も続き、歴代6度に及んだ。
  以来、上位職、高官、学者、文人など、賓客の訪れも多く、後年には更に”新座敷”を加えて
  接遇した。
  南画家「田能村直入」の逗留した屋敷も、この続きにある。
  集成館や阿井観音堂では、それらの歴史を見ることができ、興深い。

 *周辺の散策

  春は遅咲きの桜が散ると、周囲は急に新緑に包まれる。
  やがて青嵐が夏を誘い、水は日ごとに清冽を増して谷間に涼味を恵む。
  そして、いつか秋の日差しに寿宝山が色付きはじめ、
  ほどなく真紅の錦が辺りを飾る・・・。
  新座敷の庭を楽しめば、伝説の観音渕にも足が運べ、向かいの若草山も望める。
  鎮守橋から見る内谷の渓谷は嵐山に似て圧巻、神話の社からモミジ谷の散策も佳い。
  その昔、京都の高野山から移されたモミジが、四季を問わず美しい...
  清聴の滝をしばし眺め、左に下ると筆塚が近い。
  嘗て櫻井家に逗留した南画家田能村直入ゆかりの碑で、隣に同じ由緒の茶室一条庵が並ぶ...
  観音橋から緩い坂道を上れば、戦国の堯武将尼子経久との奇しき物語を秘める
  阿井観世音堂が、歴史の里のロマンと求道の心を静かに語りかける...