■櫻井家住宅・日本庭園トップページ
◇ 櫻井家住宅概要
 
可部屋集成館・櫻井家日本庭園、及び周辺の紅葉は大変見事で、奥出雲随一といわれています。
 
櫻井家に植えられているもみじは、
何代も前の当主の奥様が輿入れの際、京都から苗木を持参し植樹したものです。
画面中央は、歴代の藩主が櫻井家住宅に入る際に通った御成門です。
(画像左奥の遠くそびえる山は奥出雲町の秀峰鯛の巣山)
「山深み 流れての世の にごりをば
 しるとも見えぬ 滝のいわなみ」

不昧公は、岩肌にせかれ流れ散る滝の「きれいさび」をいたく気に入り、このような歌に詠まれました。(庭園内 岩浪の滝)
 

池の水面に突き出して 見える草庵は、後年、南画家田能村直入が当家に逗留したときに意匠して作り、,「菊掃亭(きくそうてい)」と名付けた茶席です。
 
掬掃亭(2)
公は借景の山を「寿宝山」と呼び、心洗われる一刻を楽しまれたと云われています。 紅葉の時期には、紅く染まったもみじの葉が池を美しく彩ります。

  松平不昧公をお迎えする櫻井家では、藩のお抱え棟梁を招き、公の休息の部屋に当てて、
  「上の間」をしつらえた。
  藩主の来駕はその後も続き、歴代6度に及んだ。
  以来、上位職、高官、学者、文人など、賓客の訪れも多く、後年には更に”新座敷”を加えて
  接遇した。
  南画家「田能村直入」の逗留した屋敷も、この続きにある。
  集成館や阿井観音堂では、それらの歴史を見ることができ、興深い。

 *周辺の散策

  春は遅咲きの桜が散ると、周囲は急に新緑に包まれる。
  やがて青嵐が夏を誘い、水は日ごとに清冽を増して谷間に涼味を恵む。
  そして、いつか秋の日差しに寿宝山が色付きはじめ、
  ほどなく真紅の錦が辺りを飾る・・・。
  新座敷の庭を楽しめば、伝説の観音渕にも足が運べ、向かいの若草山も望める。
  鎮守橋から見る内谷の渓谷は嵐山に似て圧巻、神話の社からモミジ谷の散策も佳い。
  その昔、京都の高野山から移されたモミジが、四季を問わず美しい...
  清聴の滝をしばし眺め、左に下ると筆塚が近い。
  嘗て櫻井家に逗留した南画家田能村直入ゆかりの碑で、隣に同じ由緒の茶室一条庵が並ぶ...
  観音橋から緩い坂道を上れば、戦国の堯武将尼子経久との奇しき物語を秘める
  阿井観世音堂が、歴史の里のロマンと求道の心を静かに語りかける...