〜鬼の舌震の概要

   ここ「鬼の舌震」は、斐伊川の支流「大馬木川」の中流部に
   約2kmにわたって広がる渓谷で、県下5番目の県立自然公園として、
   昭和39年4月17日に制定されました。

   現在、渓谷美の鬼の舌震をはじめ、11箇所の県立自然公園が
   指定されており、中でも「鬼の舌震」は国の名勝にも指定されています。
   巨石の間を流れる渓流は、早瀬や渕が連続し、両岸の自然林と
   相まった特異な景観を呈しています。
   また、単に自然景観が優れているだけでなく、
   学術的にも貴重な動植物が生息しているところでもあります。

   昭和55年にこの渓谷沿いに中国自然歩道が整備され、また、
   平成13年には上流部にも新たな遊歩道が整備されました。

   〜名前の由来

   出雲風土記に、

    「・・・和爾戀阿伊村 坐神玉日女命而上倒・・・
     ・・・以石塞川・・・不得會・・・」

   と記されています。

   阿伊の里に住む玉日女命を恋い慕った和仁(サメ)が、日本海より
   斐伊川を夜な夜な通い来たので、姫は大岩で川をせきとめ、
   拒まれた和仁は一層烈しく姫を恋い慕った。
   
   その「和仁のしたぶる」が訛って、【鬼の舌震】と呼ばれるようになった。

   ・・・と伝えられています。