11月24、25日、山形県南陽市にて第10回「全国米・食味分析鑑定コンクール」が開催された。同大会は昨年奥出雲町で開催され、LLP横田特定農業法人ネットワーク(理事長:梅木重信)、奥出雲仁多米(株)ほか島根県からは3点が金賞となっている。本年は全国から昨年を上回る2,607点の出品があり、「総合部門」で最終審査にノミネートされた41点のうち、見事、同ネットのコシヒカリが金賞に輝いた。
なお、「総合部門」では同ネットをはじめ全国で15の金賞となったが、この内、西日本での金賞は2つだけである。このことは同ネットの栄誉であるとともに「仁多米」が西日本有数の良食味米産地であることが改めて証明されたことにもなる。
(コンクール詳細はこちら http://syokumikanteisi.gr.jp/10.nomine-to.htm)
同ネットは「法人経営の安定と集落の暮らしを守る」ために6つの特定農業法人が連携して活動しているが、その活動の柱はエコロジー米の生産・販売である。生産では水稲のほぼ全面積をエコロジー米とするととともに、「環境鑑定士資格」を取得し、「田んぼの生き物調査」等を実施することで、環境に配慮した米づくりを実践している。また、良食味米生産のために独自の実証ほも設定し、販売では独自ブランド「奥出雲源流米」に力を入れている。今回の受賞はこうした努力の賜であり、2年連続の受賞でその「おいしさ」は本物であることが証明された。今後、販売量のさらなる拡大、有利販売へつながることが期待される。
当普及部では島根県エコロジー農産物推奨制度を活用したエコ米の生産拡大について、新たな農林水産業・農山漁村活性化計画の農業・農村戦略プランプロジェクトと普及計画に位置づけ推進し、同ネットの活動も支援してきた。
その結果、管内では、JAで推進する「奥出雲千石米」を中心に約280ヘクタールまでに拡大している。
(島根県東部農林振興センター雲南事務所農業普及部 12/1より)